
銀行員が突然の飛び込み営業!その融資提案、信用して大丈夫?
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- 飛び込み銀行員は本部の指示やノルマで営業をかけていることが多い
- 「今すぐプロパー融資OK」「保証なしで大丈夫」といった言葉には要注意
- 融資だけでなく保険・投資信託などの営業がセットで来ることもある
- 担当者が異動すると、話が“なかったこと”になるリスクもある
- とはいえ、財務が良い時期の飛び込みはチャンスでもある
- 判断に迷ったら、銀行出身の専門家のアドバイスを活用すべき
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特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。
当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。
銀行員が飛び込み営業!なぜ来るのか?

本部からの営業指示、そして「数字のプレッシャー」
銀行員が突然やってくるのは偶然ではありません。本部から「新規融資獲得を強化せよ」という営業指示が出ているか、担当者がノルマ達成に向けて追い込まれている状況か、どちらかがほとんどです。
特に四半期末や年度末が近づくと、飛び込み営業の件数は増える傾向にあります。
飛び込み先に選ばれやすい企業の特徴
- 設立5年以上、売上3〜10億円規模
- メインバンクが1行で、他行の入り込む余地がある
- 自己資本比率が改善してきた、もしくは財務が安定
つまり、「そこそこ優良だけど、まだ囲われていない企業」は格好のターゲットなのです。
飛び込み営業の銀行員が使う“甘い言葉”には注意

代表的な営業トークとその裏側
銀行員のセリフ | 起きがちな実態 |
---|---|
「今すぐ融資できます」 | 実際には審査で希望額に届かない |
「プロパーで枠を作れます」 | 条件付きだったり、保証協会利用が必要な場合も |
「保証人なしでいけますよ」 | 担保や第三者保証が後から求められることも |
「金利は○%でOKです」 | 後から社内原価などで上乗せされることも |
クロスセル営業にも気をつけて
飛び込み営業の目的は融資だけではありません。
- 法人保険(節税用)
- 社長の個人口座の投資信託
- 定期預金の新規作成 など
銀行としての収益を上げるための「抱き合わせ営業」がついてくることがあります。
場合によっては、融資条件の裏に「保険加入や投信購入が暗黙の前提」というケースもありえます。
営業トークは話半分に聞き、「契約内容を紙で」「社内承認の有無」などを確認する姿勢が重要です。
飛び込み営業の銀行とよくあるトラブルとその回避法

担当者が異動して「話が消える」
銀行では人事異動が頻繁にあります。
飛び込み営業で話を進めたものの、いざ申し込んだら担当者が異動。
「そんな話は聞いていない」と、新しい担当に言われたケースも少なくありません。
後出しで条件が変わることも
- 金利が上がる
- 担保を追加で求められる
- 借入期間が短縮される
など、当初の話から条件が変わる「後出しジャンケン」が起こることがあります。
トラブルを防ぐには
- 融資の仮提案は文書化してもらう(メール or PDF)
- 担当者とのやり取りは議事録として保存
- 「この条件は社内稟議を通過していますか?」と確認する
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「銀行員が飛び込み営業にきた」前向きに使える“チャンス”でもある

「銀行が来た=チャンスの兆し」と捉えることもできます。
銀行側がわざわざ営業に来るということは、あなたの会社が外から見て“貸しやすい”“伸びそう”と評価されている証拠でもあります。
上手に活かすには?
- 他行と比較する:条件を整理してセカンドオピニオンに使う
- 競争させる:複数行から提案を受け、好条件を引き出す
- キャッシュ確保を優先:今すぐ使わなくても、借入枠があること自体が会社の安定につながる
参考記事:【徹底解説】銀行融資に特化した社外CFOサービスとは?メリットと導入の流れ)
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【まとめ】銀行員の飛び込み営業トークに流されず、冷静な“判断”を

銀行員の飛び込み営業には、うまく使えば会社にとって大きなプラスになる一方で、営業トークに流されてしまうと「条件が違った」「保険を押し売りされた」と後悔することにもなりかねません。
こんなとき、銀行の事情と審査プロセスを理解したプロがいれば安心です。
ホンマル株式会社は、元銀行審査部出身の代表が、
- 提案された融資の妥当性をチェック
- 他行との条件比較、交渉方針を設計
- 資金繰り計画や返済計画への落とし込み をワンストップで支援します。
「この条件で借りていいのか?」 「借りるならどの銀行がいいのか?」
そうしたお悩みに、客観的かつ戦略的なアドバイスをご提供します。
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