【決定版】成功している経営者の特徴3選――銀行員が見た“信頼される社長”とは?

【決定版】成功している経営者の特徴3選――銀行員が見た“信頼される社長”とは?

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早速!この記事の要約・ポイント
  1. 成功している経営者とは
    • 売上と利益を3年以上伸ばし続け
    • 自己資本を厚く保ち
    • 銀行から「ぜひ貸したい」と思われる社長
  2. 特徴①:銀行と“先回り”情報共有
    決算書+補足資料+事業計画で「聞かれる前」に説明し信頼を獲得
  3. 特徴②:経営数字に強い関心がある
    月次の利益・資金繰りをチェックし、借入の使い道と返済プランを語れる
  4. 特徴③:外部専門家を味方にする
    税理士+社外CFO+補助金アドバイザーで“財務チーム”を作り、社長は本業に集中
  5. 銀行審査で加点される5つの安心材料
    • 安定したキャッシュフロー
    • 具体的な返済原資
    • 担保・保証人の考え方
    • リスク管理策
    • 社長の誠実なコミュニケーション
  6. まずは3ステップを実践
    • ①A4資料を2〜3枚で整理
    • ②月次数字を見える化
    • ③プロへの相談で客観的診断を受ける

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特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。

当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。

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はじめに ――「あの会社だけが借りやすい」理由

銀行融資の「裏技」とは?見えない信頼づくりが実はカギ

同じ業種・規模でも、銀行に強い会社とそうでない会社では、投資スピードが全く違います。

コロナ禍でも余裕資金を確保し、チャンスを逃さなかった社長には、共通する“習慣”があるのです

本記事で定義する「成功している経営者」

項目目安
持続的成長売上・利益を3期以上、年10%ペースで伸ばす
安定財務自己資本比率20%以上・借入金依存度適正
銀行評価金利が下がる or 融資枠が増える実感がある

この記事では上記3条件を満たし、「必要な時に、必要なだけ、有利に借りられる」社長を“成功している経営者”と定義します。

特徴①:銀行と“先回り”情報共有

銀行担当者や支店長の“頭の中”を可視化できていますか?

01|決算後すぐに「3点セット」を提出

成功している社長は、決算書だけでなく以下の3点セット“自主提出”します。

資料要点担当者のメリット
決算補足説明資料(A4・2〜3枚)売上増減、原価高騰、在庫調整など“変動理由”を図解支店長・本部審査部へ説明しやすい
12か月資金繰り表毎月の入出金・借入返済・投資計画を一覧化返済能力の可視化で不安を払拭
3年簡易事業計画設備投資・売上・利益・人員推移を端的に「次の融資提案」を銀行内で上げやすい

ポイント

  • 「良いニュース」より「リスクへの対処」を強調して書く
  • ページを厚くせず、図表を多用して5分で読める構成に

02|ケーススタディ:不動産業A社

BeforeAfter
決算書と口頭説明だけで融資相談3点セットを提出・今後のリスクシナリオも添付
書類往復3回・決裁1か月提出後1週間でプロパー融資決裁
金利 1.8%金利 1.3%

特徴②:経営・数字に強い関心がある

税理士やコンサルに任せきりで大丈夫?助言の質が資金調達を左右する

01|月次で5つの数字をチェック

指標なぜ重要?目安例(※業種により大きく変動)
粗利率価格転嫁の成否を示す業界平均+2ptを狙う
営業利益率本業の稼ぐ力5〜10%が理想
固定費比率売上急落時の耐久力30%以下を意識
借入残高 & 返済額過大債務の予防償却前利益の10倍以内
手元キャッシュ残投資余力・安全余裕売上の1〜2か月分もしくは固定費3ヶ月分

習慣化のコツ

  • “数字を眺める”だけでなく、要因と対策を一言メモ
  • 経営会議で毎月5分でも共有すると、社内の危機意識が変わる

02|“お金の使い道”と“返済ルート”を語れる社長は強い

  • NG例「借りられるだけ借りたい」
  • OK例「新ライン投資3億円→粗利年6,000万円増、5年で回収。返済は月300万円で十分」

銀行は「借りた後どう返すか」を聞きます。ここを数字で示せるだけで印象は別格です。

03|ケーススタディ:製造業B社

  1. 月次KPIをグラフ化 → 在庫回転日数48→30日に短縮
  2. 償却前利益が年間1.2億円増
  3. 借入残高を3億円縮小し、次の自動化設備3.5億円を低金利で調達

特徴③:外部専門家を味方にする

節税&大口融資の両立を図るためのポイント

01| 「財務チーム」を社外に作るメリット

役割主な業務期待効果
顧問税理士決算・税務申告節税・税務リスク低減
社外CFO(当社提供)資金繰り管理・銀行折衝・資金調達戦略低金利・長期資金の確保
補助金アドバイザー各種補助金の申請・報告設備投資の自己資金圧縮

導入コストとリターン例

  • 社外CFO:月30万円 ×12=360万円
  • 金利0.3%削減 ×借入10億円=年300万円利息減
  • 補助金1,000万円獲得 → 実質コストゼロ+資金増

02|ケーススタディ:不動産業C社

  • 取引銀行10行にバラバラだった書類を統一テンプレ化
  • 決算説明会を全行開催
  • 銀行格付けランクアップ → 追加融資枠◯億円獲得

参考記事:【徹底解説】銀行融資に特化した社外CFOサービスとは?メリットと導入の流れ

銀行が評価する5つの安心材料

【実例紹介】融資成功の裏には必ず“準備”と“信頼”がある

「銀行の審査担当は数字だけを見る」――そう思われがちですが、実際は“安心材料”を探しています。

安心材料なぜ効く?具体策
安定したキャッシュフロー返済原資がブレない長期取引先の比率を資料で示す
具体的な返済プラン“行ける”と判断しやすい借入別の返済シミュレーションを添付
担保・保証人の考え方リスクヘッジを評価追加担保候補や保証協会の活用策を提示
リスク管理策トラブル時の耐久力代替仕入先・価格転嫁ルールを整理
誠実で素早いコミュニケーション問合せ対応が早いほど社内決裁も早いメールは当日返信、資料依頼は翌日提出

ワンポイント
面談後24時間以内に「本日の資料」「追加質問への回答」をメールするだけで、支店内の評価はぐっと上がります。

まとめ ― 銀行との関係を強くしたいなら今すぐ行動!

◆ 成功経営者の3大習慣

  1. 先回りで情報を出す
  2. 毎月数字を見て、語れる
  3. 外部専門家で財務チームを作る

「銀行担当者と話が噛み合わない…」
「追加融資を頼みたいが資料づくりが不安…」

その悩み、銀行の内情を知り尽くしたプロが全て解決します。

🔶 今すぐできる3ステップ

ステップアクション目安時間
1決算+補足資料をA4で2-3枚でまとめる2時間
2月次数字をグラフ化1時間
3専門家に無料診断を申し込む5分

当社「大口融資調達サポート」では、現在60分オンライン無料診断を実施中。
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この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。