【透明性】銀行から1億円の融資を調達したい!すぐにできる「経営の心構え」

【透明性?】銀行から1億円の融資を調達したい! すぐにできる「経営の心構え」

【透明性?】
銀行から1億円の融資を調達したい!
すぐにできる「経営の心構え」

こんにちは!「大口融資調達サポート」を運営している村松です。

私は元大手銀行の融資審査部で働いており、2,000社以上の融資審査に携わった経験があります。そんな私が、銀行や信金から1億円を超える融資を調達するための秘訣をお伝えします。

「1億円以上の融資を受けるにはどうしたらいい?」と聞かれることがありますが、単にBS(貸借対照表)やPL(損益計算書)を整えるだけでは不十分ですし、短期間で劇的に改善するのも現実的ではありませんよね。

そこで、今回は業績が芳しくない場合でもすぐに取り組める「経営の心構え」についてお話しします。

早速!この記事の結論
  1. 1億円以上の融資成功のカギは「透明性」
    銀行に対して経営情報を明確かつ積極的に提供することで信頼を獲得できます。
  2. すぐにできる3つの取り組み
    1. 試算表を定期的に提出
      最新の試算表を準備し、業績ハイライトを添えることで、金融機関からの評価が向上します。
    2. 決算書に「決算報告資料」を添付
      業績の要点や経営課題、来期計画をまとめた資料で、銀行の理解をスムーズにします。
    3. 経営課題を共有
      課題と解決策を自発的に示すことで、「信頼できる企業」という印象を与えます。
  3. 融資成功のポイント
    情報をタイムリーかつ文書で提供する「一手間」が大口融資への近道です。
  4. 当社のサポート
    「大口融資調達サポート」では、試算表や決算報告資料の作成から金融機関との交渉まで全面的にサポートします。

銀行が求めるのは「透明性」

結論から言うと、銀行や信金に対して 「情報の透明性を示すこと」 が重要です。

具体的には、以下の3つを実践してみてください。

これが大事!
  1. 言われる前に「試算表」を提出する
  2. 言われる前に「決算書」を渡す
  3. 言われる前に「経営課題と解決策」を説明する

それぞれ詳しく解説していきます!

1. 試算表は「渡すだけ」でも価値がある

面談の際、試算表を持参していますか?

多くの企業では、金融機関から求められない限り試算表を提出していません。私の経験上、面談のたびに最新の試算表を自発的に渡す企業は1~2割程度。その少数派に入るだけで、銀行からの評価が一気に上がります。

なぜなら、試算表を定期的に提出することで「業績を常に把握できる安心感」を金融機関に与えることができるからです。

さらに、一歩進んで 「業績ハイライトを文書化」 すると効果倍増です。

例えば、試算表に加え、以下のようなポイントを簡潔にまとめた書類を添えると、銀行担当者の記憶にも残りやすくなります。

記載したいポイント
  • 直近の売上や利益の状況
  • 前期比での変動要因
  • 今後の見通し

これにより、プロパー融資提案を受けるきっかけが生まれることもあります。忙しい担当者が記録に残しやすいように配慮することが大切です。

2. 決算書は「決算報告資料」を添えて渡す

決算後、金融機関に決算書をすぐに提出していますか?

実際、多くの企業は提出が遅れたり、金融機関側から催促されるケースがあります。

しかし、決算書は企業の「格付け」に直結する重要な資料です。遅れれば、正確な格付けが行われず、結果的に融資条件が悪くなる可能性もあります。

ここでもう一工夫。決算書に加えて 「決算報告資料」 を添付することで、金融機関に対する印象をさらに良くすることができます。この資料には以下を含めると効果的です。

記載したいポイント
  • 業績の要点(売上、利益、キャッシュフローなど)
  • 経営課題とその解決策
  • 来期の見通しや計画

こうした資料があると、金融機関側は企業の実態や将来性をスムーズに把握でき、結果として信頼度や格付けの向上に繋がります。

3. 経営課題を共有し、共感を得る

金融機関は、単に数字を見るだけでなく、企業の経営課題や成長への意欲も評価します。

自発的に経営課題やそれに対する解決策を示すことで、「この企業は資金繰りや経営状況をしっかりと把握している」という印象を与えることができます。

こうした取り組みは、融資コンサルティングの現場でも非常に効果的であり、多くの企業がこれによってスムーズに融資を調達しています。

まとめ:情報の透明性が成功のカギ

試算表や決算書をただ渡すだけではなく、自発的に、そして文書でわかりやすく説明することが重要です。この「一手間」を加えるだけで、銀行からの信頼度が大きく向上し、プロパー融資の可能性が広がります。

ポイントはシンプルに

情報を透明にし、金融機関が把握しやすい形で提供すること

弊社では、ここでご紹介した「決算報告資料」の作成サポートも行っています。その他、融資調達のためのスポットサポートも行っています。サンプル資料もご用意していますので、ご興味があればぜひお問い合わせください。

大口融資調達のご相談はお任せください!

相談は無料です

「もっと具体的な融資調達のアドバイスが欲しい」「1億円以上の大口融資を確実に成功させたい」

とお考えなら、ぜひ当社のサポートをご利用ください。

私たちは、1,000万円以上〜最大100億円規模の大口融資調達の豊富なノウハウを持っており、元銀行員の視点から、銀行との交渉や書類作成を徹底的にサポートします。

特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。

当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。

大口融資を成功させるためのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

無料相談も受け付けておりますので、まずはお話をお聞かせください。融資調達の専門家として、あなたの事業の成長を全力でサポートいたします。

この記事を書いた人

代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。