銀行担当者が変わったら、急に来なくなった?その理由と今できる打ち手を徹底解説!

銀行担当者が変わったら、急に来なくなった?その理由と今できる打ち手を徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

早速!この記事の要約・ポイント
  1. 銀行担当が来ないのは、あなたの会社のせいではなく「銀行の事情」が原因なことも多い
  2. 本部方針・格付け・業種リスクなど、来なくなる“見えない理由”がある
  3. 放置は危険。むしろ企業側から「攻めの姿勢」が必要
  4. できる社長は“担当者を選ばない”関係構築をしている
  5. 信頼回復と融資戦略はプロのサポートで加速する

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私たちは、1,000万円以上〜最大100億円規模の大口融資調達の豊富なノウハウを持っており、元銀行員の視点から、銀行との交渉や書類作成を徹底的にサポートします。

特に、大口融資の調達においては、細かな計画や銀行への信頼性のアピールが不可欠です。

当社では、銀行融資審査のプロフェッショナルが、企業の財務状況や事業計画をしっかりと分析し、最適な形で銀行へアプローチするお手伝いをいたします。

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なぜ銀行の担当者が急に来なくなるのか?

銀行融資の「裏技」とは?見えない信頼づくりが実はカギ

よくある理由①|単なる人事異動+引き継ぎ不足

銀行では定期的な人事異動があり、若手ほど頻繁に担当が変わります。
そして問題なのが、「引き継ぎが雑なことが多い」こと。

銀行内部では、取引先が多すぎる上に、営業ノルマが厳しいため、
前任者が築いた関係がすっぽり抜け落ちたまま、次の担当者にスルーされるケースが多発します。

よくある理由②|そもそも「格付けが落ちた」可能性

支店や本部が企業を“格付け”で管理しているのはご存じですか?
この格付けが一定水準を下回ると、「訪問不要」と判断されることも。

赤字決算、自己資本比率の悪化、リスケなどが影響して、
知らないうちに“非注力先”に区分されてしまう場合があります。

銀行内部の「格付け」と訪問頻度の関係

銀行担当者や支店長の“頭の中”を可視化できていますか?

格付けとは?銀行の“本音評価”の仕組み

銀行では「実質債務者区分」や「信用格付け」と呼ばれる社内ランクがあります。
たとえば

  • 「正常先(優良)」
  • 「要注意先」
  • 「破綻懸念先」

このランクに応じて、営業担当の訪問頻度も変わります。
訪問しても融資に繋がらないと判断されれば、支店長から「訪問不要」と言われることも。

担当者本人の裁量より、支店の方針が影響する

「担当者がやる気ないんじゃ?」と感じる方もいますが、
実は本人の裁量では動けない場面も多いのです。

たとえば、本部からの「訪問重点先」リストに入っていない会社への訪問は
“評価対象外”になり、積極的に動かないことが多いのです。

こうなったら要注意!「放置されている会社」の特徴

税理士やコンサルに任せきりで大丈夫?助言の質が資金調達を左右する

次のような状態が続くと、銀行から“放置”されているサインかもしれません。

  • 担当者が3ヶ月以上来ていない
  • 決算を送ってもリアクションが薄い
  • 面談の提案をしても「今は忙しくて…」と断られる
  • 新規の提案が一切ない
  • 他行と比較して、扱いに明確な差が出ている

これらの兆候が見られる場合、
「このままでは次回融資も通らないかも…」と危機感を持つべきです。

銀行との関係性を回復・強化する5つの実践策

節税&大口融資の両立を図るためのポイント

① 決算書提出時に「A4一枚サマリー」を添付する

ただ決算書を送るのではなく、
「今期のポイント」「課題」「来期の見通し」をA4一枚でまとめて添付しましょう。

営業担当が本部や支店長に説明する際にも、この資料が武器になります。

参考記事:銀行・信金に決算書を提出するときの注意点7選|資金繰り表・3年計画で“未来”も見せる

② 融資がなくても、こちらから面談を申し込む

融資の相談がなくても「現況報告面談」としてこちらから連絡を入れましょう。
「会いたいと思ってくれている会社」は、銀行側でも印象が大きく違います。

③ 自社の資金繰り表や計画書を定期的に渡す

銀行員は「予見性」が大好きです。
資金繰り表や設備投資計画など、「未来を見せる」資料を継続的に出すことで、
“前向きな会社”という認識が強まります。

④ 他行と比較し、対応に差が出ていれば情報共有する

「○○銀行は定期的に面談してくれて…」と柔らかく伝えるのも効果的。
支店内での競争意識が働き、対応が改善されることも。

参考記事:複数銀行に同時打診して好条件を引き出す!事業性融資の「攻略法」と「失敗回避ポイント」

⑤ プロのサポートを活用する

社長自ら銀行対応するのが難しいと感じたら、
当社のような専門家とタッグを組むのが最も有効です。

銀行が見ている“融資審査のツボ”を押さえた資料作成や交渉は、
外部のプロが加わることで格段に進みやすくなります。

参考記事:【徹底解説】銀行融資に特化した社外CFOサービスとは?メリットと導入の流れ

まとめ】銀行対応に悩んだら、ホンマル株式会社にご相談ください!

銀行担当が来なくなる背景には、銀行特有の事情が隠れていることが多く、
必ずしも「あなたの会社のせい」ではありません。

ただし、放置しておくと“支援対象外の企業”として埋もれてしまうリスクも。

だからこそ今、「こちらから動く」「伝える」「見せる」ことが重要です。
そして、融資交渉や関係修復には、銀行の内部事情に通じた専門家の力を借りるのが近道です。

当社ホンマル株式会社では、
銀行本部の融資審査部で2,000社以上を見てきた元銀行員が、
御社の資金調達・銀行対応を強力にサポートいたします。

お気軽にこちらからご相談ください。

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この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。