融資仲介ではなく財務コンサルティング|銀行と企業の信頼を深める支援とは

融資仲介ではなく財務コンサルティング|銀行と企業の信頼を深める支援とは

融資仲介ではなく財務コンサルティング|銀行と企業の信頼を深める支援とは

銀行から見える「外部者への警戒」

銀行員時代、数千件の稟議書を読み、経営者と対話を重ねる中で、こんなことがありました。

それは「外部の仲介業者が絡んだ案件は、どうしても慎重に見ざるを得ない」という現場の空気です。

過大な手数料を取る業者、決算書を“整えすぎる”業者、ノンバンクへ強引に誘導する業者。。。。。

こうした存在のせいで、外部者が関わっているだけで、銀行は一歩引いてしまう。

だからこそ私は、独立してからずっと意識していることがあります。

それは「仲介業者ではなく、銀行と企業の双方から信頼される財務コンサルティング会社であること」です。

不適切な融資仲介とは何か

金融庁が警鐘を鳴らす「不適切な融資仲介」には、典型的な特徴があります。

  • 融資実行前に過大な手数料を請求する
  • 登録を持たずに反復継続して斡旋行為を行う
  • 銀行に虚偽の情報を提出するよう促す
  • 高金利ノンバンクへの誘導で企業を不利にする

銀行担当者にとって、これらはすべて「リスク要因」です。

だからこそ「仲介」という言葉だけで疑念が生じるのです。

財務コンサルティングはまったく異なる存在

私たちホンマル株式会社が行うのは「融資を仲介する」ことではありません。

役割はただ一つ・・・

企業の情報を正しく整理し、銀行が安心して判断できる環境を整えることです。

具体的には

  • 決算説明資料を分かりやすく整える
  • 経営課題と改善策を明文化する
  • 社長がポイントを押さえて説明できるよう準備をサポートする

これは銀行担当者にとっても助けになります。

「本部に上げやすい資料だ」

「課題を正直に出してくれる」

「説明がわかりやすい」

そう思ってもらえることが、信頼関係の第一歩です。

銀行にとってのメリット

財務コンサルティングが入ることで、銀行側には次のようなメリットがあります。

  • 稟議が通しやすくなる
    整理された資料はそのまま本部向けの判断材料になる。
  • 誤解が減る
    実態を正しく説明してくれることで、余計な疑念を抱かずに済む。
  • 長期的な信頼関係が築ける
    「隠さない」「正直に話す」企業は、銀行にとって安心できる存在になる。

つまり、健全なコンサルは銀行にとって「警戒対象」ではなく「仕事をしやすくする味方」なのです。

私たちのスタンス

ホンマル株式会社は「融資仲介業者」ではありません。

融資の可否を約束することも、銀行に無理をさせることもありません。

私たちの使命は、銀行と企業が本音で向き合えるように橋渡しをすることです。

  • 透明性のある資料を整える
  • 経営課題を隠さずに提示する
  • 銀行が安心して「貸せる」と思える環境を作る

この姿勢を徹底することで、銀行にとっても企業にとっても「信頼を深める存在」になることを目指しています。

まとめ|銀行と企業の双方に安心を

銀行からすれば、不適切な融資仲介は警戒せざるを得ません。

しかし正しい財務コンサルティングは、むしろ銀行の判断を助け、企業の健全な成長を支える役割を果たします。

私たちは「仲介」ではなく「参謀」。

「銀行員が安心して紹介でき、企業が本音で相談できる」

そんな場を築くことが、ホンマル株式会社の使命です。

【関連記事】ホンマル株式会社 代表・村松広輝 銀行と企業の橋渡し役にかける想い

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この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。