福岡発「ラーメンテック2025」|スタートアップと資金調達、そして銀行融資の可能性【日経新聞解説】

ラーメンテック2025|スタートアップ資金調達のステージ別戦略と銀行融資の可能性

福岡発「ラーメンテック2025」|スタートアップと資金調達、そして銀行融資の可能性【日経新聞解説】

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こんにちは、ホンマル株式会社の代表・村松です。

私は元銀行の本部審査部門で2,000社以上の融資審査に携わった後、現在は中小企業向けに融資調達や財務戦略のサポート、社外CFOを行っています。

今日取り上げるのは、「福岡市内で10月に「ラーメンテック」 国内外スタートアップ集結」というニュースです(出典:日経新聞 2025年9月11日)。

※元記事:日経新聞(リンクはこちら)
👉 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC114YA0R10C25A9000000/

早速!この記事の要約・ポイント
  1. 福岡市で10月に「ラーメンテック2025」が開催。国内外から約5000人が参加予定
  2. 参加企業の多くはスタートアップで、資金調達手段は投資家・VC中心
  3. しかし、成長フェーズに入った企業には銀行融資も現実的な選択肢
  4. 出資と融資の違いを理解し、調達戦略を組み合わせることが重要
  5. 銀行目線に精通したパートナーを持つことが、成長企業の次の一歩を左右する
相談は無料

元銀行員×融資審査の中枢にて2,000社以上の企業融資を担当してきたプロが、融資調達のサポートします。

特に1,000万円〜数億円規模の高額融資調達に強みを持ち、豊富な経験と知識を活かして、銀行との交渉や資料作成をサポート。
スムーズに、より好条件の融資調達を果たします。

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福岡を舞台にした「ラーメンテック2025」とは?

銀行融資の「裏技」とは?見えない信頼づくりが実はカギ

2025年10月5日から12日までの1週間、福岡市天神・大名エリアを中心に「ラーメンテック2025」が開催されます。

国内外から起業家や投資家、支援者など約5000人が参加し、ピッチイベントやマッチングなど50以上のプログラムが展開されます。

スタートアップにとっては、投資家と出会える大きなチャンス。

行政と民間が一体となって支援する姿勢は、福岡を「アジアのスタートアップ都市」として国内外に発信する狙いも込められています。

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スタートアップの資金調達|2つの王道

「節税すると融資を受けにくい」は本当なのか?

01|出資(エクイティファイナンス)

シード期やアーリーステージのスタートアップは、まず出資による資金調達が主流です。

売上が立っていない、利益が赤字という段階では、銀行からの融資は難しいのが現実。

そのため、VC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家からの出資を受け、赤字を許容しながら事業をスケールさせるのが基本的な流れです。

02|融資(デットファイナンス)

一方で、売上が数億円規模に到達し、キャッシュフローが安定してきた段階では、銀行融資という選択肢が見えてきます。

特に「シリーズA以降」の企業では、出資だけに頼るのではなく、融資を組み合わせることで希薄化を防ぎつつ成長資金を確保するケースが増えています。

関連記事:【元銀行員が本音解説】内部留保って悪なの?よくある誤解と経営者のリアルな本音

出資と融資|それぞれのメリット・デメリット

税理士やコンサルに任せきりで大丈夫?助言の質が資金調達を左右する
  • 出資
    • ✅ 返済不要、赤字でも調達可能
    • ❌ 株式が希薄化、経営権に影響
  • 融資
    • ✅ 株式を手放さずに資金調達可能
    • ❌ 返済義務があり、財務管理の力が必要

つまり、どちらが正解ではなく、企業のフェーズに応じて組み合わせることが最適解なのです。

✅ 詳しく知りたい方は当社YouTubeチャンネルでも解説中! 📺【元銀行審査官ムラマツ|銀行攻略ラボ】

参考記事:他人と比べない経営が強い会社をつくる|“ひたすら自分に集中する”経営者が成功する理由

ラーメンテック参加企業にとっての次の一手

節税&大口融資の両立を図るためのポイント

ラーメンテックのような場で投資家と出会い、資金調達のきっかけを得ることは非常に有益です。

ですが、もしあなたの会社がすでに売上を積み上げ、次のステージに進もうとしているならば銀行融資の活用を真剣に考えるタイミングかもしれません。

例えば、

  • 新しい設備投資
  • 在庫や人材への先行投資
  • 海外展開のための資金

こうしたテーマは、銀行融資が得意とする領域です。

出資では賄いづらい「堅実な投資資金」を確保できるのが融資の強みです。

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ここで重要なのが「銀行目線の準備」

コンサルと成果を出すために企業側がすべきこと

銀行融資を受けるためには、以下が問われます。

  • 過去の決算やキャッシュフローの実態
  • 返済能力を裏付ける計画
  • 経営課題と改善策をどう示すか

スタートアップにとって、ここを整えるのは簡単ではありません。

なぜなら、普段はプロダクトや営業に集中しており、財務資料の整備は後回しになりやすいからです。

ホンマル株式会社が提供できるサポート

融資コンサル会社の得意分野を見極める重要性

ホンマル株式会社は、元銀行審査官の知見を活かし、

  • 融資に強い事業計画書・決算資料の作成支援
  • 銀行に響く説明の整理と交渉サポート
  • 社外CFOとしての中長期の財務戦略立案

を行っています。

単なる「資料作成代行」ではなく、銀行が実際に見ているポイントを押さえ、融資の通りやすさを最大化する。

これが私たちの強みです。

まとめ|ラーメンテックの熱を、成果に変えるために

「ラーメンテック2025」は、福岡のスタートアップエコシステムを盛り上げる一大イベントです。

ここで得られる出会いは、投資家との関係構築に直結します。

しかし、成長フェーズにある企業にとっては、融資という武器を持つかどうかで、その後の成長スピードが大きく変わるのです。

  • 出資で「攻めの成長」を進める
  • 融資で「安定の基盤」を築く

両輪を回すための戦略が、これからのスタートアップに必要です。

もし「銀行融資をどう組み合わせるべきか悩んでいる」「投資家との調達だけでいいのか不安」と感じているなら、ぜひホンマル株式会社にご相談ください。

銀行目線を熟知した財務パートナーとして、あなたの挑戦を支えます。

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参考記事:ホンマル株式会社はどんな会社? 銀行融資調達サポートと月額制「社外CFO」の実力を徹底解説

  • ✅ 対応地域:全国OK(Zoom・電話対応可能)
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また、弊社では一緒に働く仲間も募集しています。
銀行員経験のある方は、ぜひ他の記事やYouTube動画もチェックしていただき、ご連絡いただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

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代表コンサルタント・村松

銀行・本部審査部門にて2,000社以上の企業融資に携わってきたキャリアを持つ代表コンサルタント。銀行の融資営業・審査業務の両方の実務経験。豊富な知見を活かし「お客様の結果(銀行からの融資調達)にコミット」できます。経営者の方々の、事業繁栄につながる情報を発信します。